SDメモリカードの性能の重要性(SD Memory Card)
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はじめに
ここでは、SDメモリカード(SD Memory Card)の性能の重要性について考えていきたいと思います。
デジタル一眼カメラでの使用の場合です。
私がカメラ初心者の時、SDメモリカードは記憶容量でしか選んでいませんでした。
初めてデジタル一眼レフカメラを買った時に、SDメモリカードも買いましたが32GBもあれば余裕だと考えていました。
とにかく知識が無かったので、JPEGだけで撮影して保存していました。
RAWの存在を知らなかったのです。
カメラとSDメモリカード
当時の私のカメラは、Canon EOS 80Dでした。
APS-Cで、画素数は約2420万画素でした。
最初に買ったSDメモリカードは、
SDHC
32GB
SDスピードクラス 10
バスインターフェーススピード 1
UHSスピードクラス 1
転送速度公表無し←コレ
でした。
店員さんには別のSDメモリカード購入を勧められていました。
それは32GBでSDスピードクラス10で1万円超えでした。
知識が無かった私は安い方のSDメモリカードを購入しました。
シャッターチャンスを逃した
だんだんカメラの知識が増えていくとRAWで撮影する場合もあります。
因みに、約2400万画素のデジタルカメラで、撮影条件によって変動はしますが、容量の目安としては
カード容量32GBで、JPEG最高画質で約3760枚・RAW+JPEG最高画質撮影の場合で約760枚になります。
RAWで1枚1枚をゆっくり撮影するなら、この性能でも問題ないでしょう。
しかし、連写を繰り返すとカメラのアクセスランプが点灯し続けて、撮影出来ない状態になります。
そのことに私が気が付いたきっかけは、有料のモデル撮影会でした。
モデルさんの撮影で連写?と思われるかもしれません。
撮影状況は、秋にモデルさんが座った姿勢で落ち葉を上に投げるというのでした。
シャッターは落ち葉を投げる合図と共に連写します。落ち葉の投げ始めから落ち葉が落ちるまでです。
当然ですが、落ち葉が狙った所に来てからシャッターボタンを押しても遅いのです。
連写し続けていたら、この撮影の3回目にシャッターボタンが押せない事に気が付きました。
アクセスランプが点灯して、シャッターボタンが押せなかったのです。
シャッターチャンスを逃したのです。
これは一大事です。痛恨です。
こういう事なのです。
安さに目がくらんでしまったばっかりに、いざという時に一番大事なシャッターチャンスを逃すなんて最低です。
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アクセスランプが点灯してる私を尻目に周りの人は連写しまくりです。
JPEGだけの撮影?いや、5DMKⅣに白いレンズ装備してる人にそれは無いな。
当然RAWでも撮影していることでしょう。
連写しまくっているのは、性能の良いSDメモリカードを使用しているに違いない。
これでは私の白いレンズもカメラも泣いています。
もっと性能の良いSDメモリカードを装備してと。
新たにSDメモリカードを購入
前回の敗北を教訓に、カメラ屋さんへ行きました。
もう失敗はしたくありません。
きちんとSDメモリカードのラベルの表示の意味を理解しようと。
SDメモリカードの種類は、SD・SDHC・SDXCと3種類あります。
使うカメラがどの規格に対応なのか確認しないといけません。
記憶容量は、記憶可能な最大容量を示しています。JPEG+RAW撮影ならこの容量が大きくないといけません。
転送速度(書き込み・読み取り速度)は、メモリカードのデータを書き込んだり読み込んだりする時の最高速度を意味します。
1秒間に転送可能なデータ量をMBで表示されています。
表示例: 300MB/s
バスインターフェーススピードは、データを読み書きする時の接続方式の規格です。
UHS-Ⅱ なら最高速度は312MB/秒です。
スピードクラスやUHSスピードクラスは動画の規格です。
スピードクラス10とは読み書き時のデータ転送速度が10MB/秒
UHS(ウルトラハイスピード)スピードクラス3は、読み書き時のデータ転送速度が30MB/秒
で、私はSanDiskのExtreme PRO の
SDHC
32GB
転送速度 300MB/s
バスインターフェーススピード Ⅱ
SDスピードクラス 10
UHSスピードクラス 3
を購入しました。
前のSDメモリカードが3枚購入できるお値段でした。
SDメモリカードの性能の違いが戦力の決定的な差
新しく買ったSDメモリカードの性能を試す日が来ました。
駆け馬神事の撮影です。
これは、走る馬の上で色々な技を繰り出すのです。
猛スピードで馬が走ってくるので、連写が必要になります。
さて、その結果は。
正直最初からこのSDメモリカードを買えばよかったです。
快適です。連写しまくったら今までアクセスランプ点灯で撮影出来なかったのが嘘みたいです。
通常の3倍の気分です。
*私個人の感想で感じ方には個人差があります。
結論
連写のご予定の方で快適に撮影したい方は、性能の良いSDメモリカードが必須です。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。